謎に包まれた人の過去を追って、謎を解き明かしていく系は結構好きです。ただ実際に起こり得た社会問題 (離婚後300日問題) を題材にしているので結構重めの内容。重たい映画は見慣れてるので大丈夫でしたが…笑
冒頭と最後で、婚姻届を出してプロポーズをされる市子のシーン。市子のこれまでの状況・立場からすると、この"婚姻届"が重く伸し掛かってしまったんだなぁ…
そして、冒頭と最後で現れるもう一つの印象的なシーン。市子が口ずさむメロディ 童謡「にじ」。この映画を観た後に改めてこの童謡を聴くと切なくなる。。
最初、この映画はバッドエンドなのかなぁ と勝手に思ってたんですけど、市子が口ずさむ童謡の「にじ」がそのままエンドロールとなって終わるあたりを踏まえると、市子の"希望"を持った終わりになってるのかなぁ…とも思ったり。
ただ、月子だって「普通に生きたい」と心の奥底で思ってただろうに、、そう思うとなんだかなぁ…という感じ。