余白が多く、まるで観客の想像力を試すような映画。主演を務める小川あんの表情(非常に素晴らしかった)を見つめながら映画を楽しむ。ロングショット、生活音が没入感をもたらす。小川あんさんがタバコを吸うシー…
>>続きを読むあまりに観客に提示される背景が少なすぎてただただ眺めることしかできない。いかようにも読み取れてしまうことがかえって映画に集中させてくれない。何かしらの喪失感は示唆されるのだが同じくらいパンチの効いた…
>>続きを読む好きじゃない映画でも映画館だと最後まで観ないといけない
あとからあらすじ読んだけど、真面目に観ててもあらすじすら汲み取れないのは観られることにあまり重点を置いてないのかなと思う。
この映画だけで完結…
映画が瞬間をとらえるアートフォームだとして、杉田協士がつかむ範囲はより狭くタイトに、例えばひと部屋の中の人の動きをつぶさに見る。その場面では境遇や悲しみが具体的に語られることはないのだけれど、その奥…
>>続きを読む『春原さんのうた』はかなり好きだったのに、なぜ今作はこうもノれないのか。
小川あんの言葉や笑顔に対して、これはどこまで本意なのかと疑って見てしまった。『春原……』では一人でどら焼きを食べていたが、今…
24-14
キモになるところ全てが「観る側に解釈を委ねます」シーンのオンパレードで、ここまで手の内隠されるとワシのような感性の鈍いおバカにはキツい。
終始思考を巡らせなくちゃならんから、純粋に作品…
©2023 Nekojarashi Inc.