かなり想像力を試される映画だった。
駅のホームで過去に何があったんだろうね。
悲しいことなんだろうとは想像つくけど。
見終わる頃には少しは何か登場人物のことがわかり、気持ちに寄り添えるのかなとか思…
このレビューはネタバレを含みます
「自分の人生の1コマを映画に」
自分の音を、相手の声を、自然の音色を、彼方のうたを聴かない一見さんお断り映画。
杉田協士監督作品を今回初めて見たけど、初見殺しで意味わからなすぎて2回見ましたw
…
『何か、味が違う』
『これは春さんのオムレツ。
私のとは違う。それぞれの味が
あるんだよ』
杉田監督の作品って不思議。
登場人物たちの
後ろ姿を切り取ることや、
顔がよく見えない
引き映像が多いん…
@池袋シネマロサ
登場人物たちの背景や動機の説明を一切廃して余白で語るタイプの作品。
カセットテープという、まあある意味過去と現在を繋ぐ装置としてはありがちなものを頼りに、「音」を追い求める主人公…
春は杉田監督自身かもしれない。監督の目線が遂にキャラクターとなって動き始めたようだった。それなら春のちょっと怖いレベルの行動も納得できる。とは言えこれまでの作品の方が好きだったし、杉田ユニバースもこ…
>>続きを読む明言されない闇の気配を感じ取る作品って感じだけど、なかでも主人公が家にいるシーンがまったくなくて、常に公共の場で不特定多数に朗らかに振る舞ってることが、逆に心ここに在らずな部分を照射してると気づいて…
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産み落とされた喪失が撹拌され熱を帯び かたち作られうまれる絆が彼らをこちらの世界にゆるくつなぎとめる。霞がかった硝子の向こうの記憶、あちらとこちらの狭間をせせらぐ水流のノスタルジー、胸に秘めた悲し…
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