どいつこいつもファッ

彼方のうたのどいつこいつもファッのレビュー・感想・評価

彼方のうた(2023年製作の映画)
2.0
視線の映画と思った。
やけに「視る」というイメージとアクションが印象に残る。

それは遠い彼方という意味も含まれてるのかな。

駅のホームで会った?ってのはもしかして、飛び降り自殺を図ろうとした過去があって、それを助けてくれた人?とか思ったり。
最後のダメよってセリフはやはりその後自殺かなにかを図ろうとした女の子へのセリフなのか?あそこで駅のホームまで一緒に行くことを拒む理由もないしな。
道のど真ん中で俯いてじっとしてたのは、鬱の症状?まぁ勝手な想像だが。

ただそれまで。つまらないことは確か。
半径5メートル映画ではないのだと思うが、日本映画の悪式ロケ地がつまらない。

真意を語らないという曖昧さがより上品にさせていて、それはいいが、
メインキャストの芝居が腹立つ。
時折、物語も強引というか予定調和感。

キャスティングが宜しくない。大人二人は印象に残らないし、小川さんは、ファーストカットとラストカットの寄りの目に狂気性を備えてもよかったんじゃないかな。

とりあえずキノコヤ界隈の身内映画。