彼方のうたのwiiのレビュー・感想・評価

情報を与えられた状態でモヤモヤするのと、考察がふくらむ情報もないまま終わってモヤモヤするのはまるで別物で、本作は後者の方だなあ。

4：3の画角が好きだなあと改めて自覚した。ときには物陰から第三者として覗くような手狭な臨場感を味わい、一方で人物の表情に迫るとき、逃げ場としての余白がなくてにらめっこ状態になる。

めちゃくちゃどうでもいいけど電車内で「次は終点 東府中」と表示されていたのにアナウンスは「次は つつじヶ丘」と言っていたのが気になった。京王線沿い住まいにはうれしいネタが多そう。