『#彼方のうた』(2024/日)
劇場にて。結論から書いてしまうと、杉田協士監督作品の入門編的な作品だと感じられた。理由はふたつあり、そのひとつめから。杉田監督作品は人物や状況の説明が少なく、主人公…
杉田協士監督の舞台挨拶付でよかった。癖があってトークも面白い。キノコヤは今年で5周年らしい。物語が始まっても観客は話が飲み込めないまま進むいつものスローテンポが心地よくも、謎を解消したくてずっと考え…
>>続きを読むやはり流れる時間は心地よい。
ただ、皆が喪失を抱えてそうなのは感じたものの、前作以上に余白が多いためあまり入り込めなかった。
はじめは小川あんと眞島秀和は少し浮いているのではと思っていたが、終わ…
とてつもなく、余白。
この監督の目に世界はどう映っているんだろう。
この余白が「他者は他者であり、100%の純度でその人のことを理解することはできないし、私の事もまた理解される術を持たない」みたいな…
好きな人はどハマりするだろうなあ…
けどスマン!私のタイプじゃ無かったわ!
ただ何だか上品で穏やかでとても素敵な映画だったなと。
間が絶妙すぎてスゲエけど人によっては寝る。
たまたま舞台挨拶の回…
主人公の春は人の懐に入り込むのが上手く、人と人の橋渡しも出来るし、素敵な書店で働いていて、カルチャースクールにも通っており、側からは充実しているように見える。
だけれど、実際は心の中に抱えている孤独…
このレビューはネタバレを含みます
小川あんちゃんって本当に稀有な俳優さんだよね〜〜、わかっていると思うんだけど、彼女は彼女の光をたぶん意図して調整してないのに、いつも適切な光量で発光している。無自覚でいるかのようにそこにいられる彼女…
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