昔はあくまで、池谷仙克の美術監督作品として鑑賞してしまったのと、自分も同年代だったこともあって、刺激やセンス、言葉などをひたすら吸収してしまい大して何も思わなかったんだけど、良い年齢の大人になって観たら、めちゃくちゃ怖いし狂ってるったらありゃしない笑
シャイニングみたいなシーンすっかり忘れてたよ
これを見たまんま普通に吸収してた十代の自分も、また同様の残酷なほどの狂気の中にいたんだと思ったらゾッとしてしまったし、笑ってしまった。
大人になって見た三浦友和は、子供と大人の中間にいて、通過点としての唯一無二の存在がすごく良かった。
人間を観察する時(特に子供)、どうしても育親による環境と遺伝に関する考察が先行して巡ってしまい、創作物に対してもそうなので、中学生のアングラを真正面から楽しみ切れていない自分が悔しかった。
とか、内容はさておき、カッコいい構図・シーン・長回し・演出・スタイリング・場所etc、視覚的にイカした部分が多すぎてワクワクしたなぁ