このレビューはネタバレを含みます
黒沢清さんのトーク付き。
ずっとぼんやりみたいなあと思っていた映画なんだけど、とくになにもしらないまま観に行ったから開始10分くらいはなんだあ青春群像劇かあみたいな気持ちで見ていたらだんだん様子がおかしくなって。笑
目的のない?矛先のない?執着地点のない?暴力シーンがこわすぎた……………。ほんとにここ最近で1番ゾッとしたことだよあれは……。まわりの(映画館のまわりの人)静けさが余計にズシズシときてこわさを増幅させた。
しかも何事もなかったようにその直後一緒の空間であたりまえにクラスメイトに戻って過ごしてるのがなんともいえない違和感があって、でもべつに困りはしない違和感というかなんというかなんていったらいいかよくわかんないや。
ある種のファンタジー?飛んでる?
飛んでると言えば飛び降りシーンはわあ犬神家だあってきゃっきゃした気持ちになって、ちょっと脚が動いたようにもみえたしぶあつい泥があったからよかったネ。なんて思っていたら脚本では死んだってことで撮影していたらしい。笑
あと配信されているふつうバージョンを覗いてみたら4K版はほんとにほんとに鮮明になっていたんだなあと実感。冒頭なんもみえないくらいって黒沢さんが言ってたけどほんとだった!
けっこうまわりの人たちがみんなギャグに笑ってた印象。にぎやかだった。