アゴ

アキレスと亀のアゴのレビュー・感想・評価

アキレスと亀(2008年製作の映画)
3.6
亀は夢だろうか。アキレスは余計な知識や外野の言葉なのかもしれない。
芸術の価値は所詮、つけたもの勝ち。
創作者自身が満足出来ればそれで良いものなのだ。しかし売れなければ生活できないのがこの世の定。
主人公の四苦八苦は滑稽だが、常軌を逸してやがて恐ろしく思えてくる。
物語の終わりに、アキレスは亀を追い越せただろうか。
もしかするとずっと早い内に、気付かない内に、追い越して踏み付けてしまっていたのかもしれない。
アゴ

アゴ