マツモトタクシー

たかが世界の終わりのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2021年製作の映画)
3.0
藤原季節さんがデビュー10周年を迎え見逃していた2作品が上映されるというこで舞台挨拶回を取った2,200円😅



18:15 SCREEN1 73席 G1👨約5👩約70
ほぼ満席9割アラフォー女性


不治の病により余命僅かであることを知った34歳の青年ルイ(藤原季節)は長年会うことを避けてきた家族の元へ帰郷する

病を打ち明けようとするルイだが次々に語りかける家族たちは不在だった長男との時間を埋めようとするかのように話す隙を与えない。。

どこまでも噛み合わずに進んでゆく彼らの会話劇。。



2020年、コロナ危機に立たされた演劇界で彼らの抱える想いと主人公ルイの物語が織り重なってゆく
ワンカットでワンシチュエーションの舞台劇


同じ原作でグザヴィエ・ドランでも映画化されているようだけど、そちらはワンシチュエーションではないようです




舞台挨拶では藤原季節さん演出と出演の内田健司さんに加えプロデューサーも務める週本絵梨香さんも救急参加

ワンカット、ワンシチュエーションは役者としては緊張感もあるだろうしやりがいがあり素晴らしい舞台物だと思う

正直、内容がイマイチ入ってこず家族の会話劇がずっとズレていっているということのようだった
マツタクの読解力では初見では難しかった😅



質問コーナーでこういうワンカット撮影になった経緯をお聞きした

蜷川幸雄作品を沢山上映されているさいたま芸術劇場
故・蜷川幸雄が主宰するさいたまネクスト・シアターのメンバーを中心とした演劇企画ユニット「第7世代実験室」
現代演劇とはなにかを問う同世代のプラットフォームをコンセプトに発足

コロナ故に劇場も休館が増えた為にさいたま劇場の稽古場にセットを作り無観客で配信を行う企画が立ち上がり内田さんに藤原さんがお願いする形で出演が決まったそうです
不躾な質問にとっても丁寧に答えて下さってマツタク感激☺️

24日の夜だったのでささやかなクリスマスプレゼントということで藤原季節さんと内田健司さんで星の王子様の朗読付き🎅🎄🎁✨