ダブリンとロスをギターで繋ぎ、心の離れた母息子が音楽で再生。しんどい人生でも彩りのきっかけはどこかに転がっているはず。クラシックなギターソングにヒップホップやシンセの要素が深みを与える号泣必至の傑作音楽映画が誕生。
クライマックスで号泣。
主人公フローラはシングルマザー、息子マックスは非行少年。
フローラのラブストーリーでもあり、母と息子の再生の物語。やはり音楽は人と人を繋ぐ。ジョン・カーニー監督作品としても新たな挑戦も入っており、2023年随一の映画がAppleTV+の配信オンリーだなんて。
間違いなく「#あなたの好きな音楽映画」になりました。何度も観よう。ジョン・カーニー最高。
主演のイブ・ヒューソン、息子役オーレン・キンラン、元夫役ジャック・レイナー、そしてギター講師役ジョセフ・ゴードン＝レヴィットみんな良い。
音楽って人の心を動かすし繋ぎますよね。
本作は、本当にこの親子が凄く良い。
17歳の時に息子のマックスを産んで、そんなフローラははその日暮らしの生活と男とすぐ寝る人生。そんな母に嫌気がさし軽蔑した目で見て非行に走る息子マックス。だからこそ2人は親子の垣根を越えてボロクソ言い合う。遠慮もなく。
でも最後に音楽の歌詞が2人を母息子として繋ぐんですよ。
〈キャスト〉
フローラ(イヴ・ヒューソン)
ジェフ(ジョセフ・ゴードン＝レヴィット)
イアン(ジャック・レイナー)
マックス(オーレン・キンラン)
※2023年新作映画136本目
※2023年自宅鑑賞140本目
