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フローラとマックスのsanyaaanのレビュー・感想・評価

フローラとマックス(2023年製作の映画)
3.8
【ヤンママと反抗期の息子が音楽の力で繋がっていく】678

《感想》
映画〝シングストリート〟〝はじまりのうた〟のジョンカーニー監督の作品。

音楽への愛が詰まったジョンカーニー監督の映画は大好きです。
今回も同じ様に優しい音楽がたくさん詰まった作品でした。

★ラストソング
今回もラストに奏でる歌詞と音楽が心を打つ様に、聞いてる側に語りかける歌が素晴らしい。
子育てに苦労をした、又は苦労をしているお母さんの心には響きそう。
子育てを知らない私でも感動しました。

★ダブリン
アイルランドのダブリンが舞台。
今回も細かなギャグを織り込んだ映画だが
007の〝ダブリューオーセブン〟を〝ダブリンオーセブン〟と文字ったりとギャグが細かい。

★一本のギター
ゴミ置き場から拾った一本のアコースティックギターから音楽で息子と繋がり始める。
共通の趣味があると良いですね♪

★子育て
子育ての大変さが伝わる。
特に若くして子供を産み、本来楽しめる時間を子供に捧げてきた。
遊びと子育てと苦労は絶えないが、その苦労が身を結ぶ姿が良い。


《物語》
「ONCE ダブリンの街角で」「シング・ストリート 未来へのうた」のジョン・カーニー監督が、シングルマザーと反抗期の息子が音楽を通して心を通わせていく姿を描いたドラマ。

17歳の時に息子マックスを産んだフローラは、反抗期を迎えたマックスとの関係に頭を悩ませながらも、クラブで踊り狂っては行きずりの相手と一夜をともにする奔放な日々を送っていた。ある日、フローラはゴミ捨て場で見つけたアコースティックギターを拾って修理に出し、マックスにプレゼントする。マックスがギターに夢中になれば非行を阻止できるのではと考えてのことだったが、ヒップホップが好きなマックスは全く興味を示さない。自分でギターを弾こうと思い立ったフローラは、インターネットで見つけたギター講師ジェフのオンラインレッスンを受けはじめるが……。
(以上「映画.com」より)

監督
ジョン・カーニー
脚本
ジョン・カーニー
出演
イブ・ヒューソン
ジャック・レイナー
オーレン・キンラン
ジョセフ・ゴードン=レビット

《こんな話》
・シングルマザーのフローラとマックス(息子)
・アコースティックギター
・ラップ

《関連する映画》
・はじまりのうた(監督ジョン・カーニー)
・シングストリート 未来へのうた(監督ジョン・カーニー)
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