諒将

ぼくを葬る(おくる)の諒将のレビュー・感想・評価

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)
4.2
ずっと楽しみにしていたのに、身体は疲れていたらしく、開始数分で眠ってしまった。
だれかの呼吸音を感じて目が覚めた。寝ぼけた頭は、自分しかいない部屋でどうして?と瞬時に不安になった。だんだん時間がたって、人間の呼吸だと思っていたそれは、このDVDメニューのBGMの波の音だとわかった。
こんな体験こそが、映画の内容以上に自分を繋いでくれているものだなと思う。

「身勝手だっていいそれが生存本能よ」

自分が生きたかった世界を再認識する作業
諒将

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