善悪二元論の否定どころではない、俯瞰的すぎる視点を持っていて怖いです
「上流での出来事が、下流では広がって大変なことになってる」みたいな描写が、まぁ「悪は存在しない」と繋がってくるわけなのですが、ラストのシークエンス含めて「監督、あなたは仏か修行僧ですか?」と言いたくなる。
濱口監督ってこっちが受け取ることは抽象的な言語化しにくいことなのですが、台詞や描写のフリがわかりやすくて妙に納得してしまいます。
前半が静中の静の物語すぎて、隣の人、開始3分で寝てました。おやすみなさい。
世界のハマグチしゅごい。