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悪は存在しないのkのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
5.0
まずは力というものがどこに宿るかという話で、生(ナマ)、や、直、や、その蓄積=歴史、という当たり前の話があり/あのパッとマスクと帽子を外した、あの現れの驚きのことを思い出せ/DSは最初から不穏だったその理由は後になればわかる/揺れるDSと揺れないDSがあり前者はプログレ形式では追えない鋭い動きなので目に刺さる不穏さ/何度も頭に反芻するタイトル、最も強く、全ての上映時間にかかる巨大なセリフとしてのタイトル/ファーストカットは血液やDNA、平面移動というよりかは下降移動/はなの失踪シーンの繋ぎ方の面白さ/力があるとして、力自体に良いも悪いもなく、力はそんなに俗でも聖でもなく力だけがそこにある/力として首を絞めて落として、力のままに救出し、力が残っていれば目を覚まして彷徨えば良い、はなは力と深く交感してただ怪我をした/(力と深く交感した時の危険)/だから震災映画でもある/悪は存在しないと何度も何度も独語すればよい/いい観客だった/深いところで救いをやってる/前半ほぼ寝た
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