Kip

悪は存在しないのKipのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
5.0
人間が悪と呼ぼうとしている、あるいは呼びたがってるものは、実は至る所に内包される普遍的なものであるのかもしれない。都市にも自然にも、内的にも外的にも。
ラストシーンにある境界線すれすれのせめぎ合いはそれを象徴しているような気がする。

だるまさんが転んだの子供たちの静止と石橋英子さんの電子音にSFを感じたところがお気に入りのシーン。
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