濱口竜介の新作観る
自然豊かな土地にグランピン
グ場建設計画持ち上がり業者
から住民への説明会が。。。
「これは、君の話になる」
ポスターに書かれてる言葉
「バランスの問題」
住民の代表的存在の男性が劇中でこんな
ニュアンスの言葉発する
「悪は存在しない」として「善は存在す
るのかな？」
悪と善のバランスが悪い社会
悪と善がバランス良く共存する社会
冒頭から睡魔に襲われそうな静かな時間
が流れる。その反動かの様な言葉の羅列
が始まり説明会も含めての会話が何でか
分からないが面白過ぎる
終盤不穏な空気が流れますが言葉の羅列
から最後まで一気に観てしまった
グランピング場建設に関して。
自然破壊する業者は悪
自然守り静かに暮らす住民は善
常識化してる世の中の空気からすると
こうなるのが当たり前の様に思う
「本当に当たり前ですか？」
「何が善で何が悪か空気に流されず考え
てますか？」
鑑賞後しばらくして頭の中をグルグルと
この問いかけが周り続けてます。今も
入り口は分かり易い自然環境ですけ今の
社会のあらゆる局面での人の振舞いに問
いかけてる様に思う。自然問題に完結し
てるとは思えません
ここ何年か物事の良し悪し(善と悪)の判
断が簡単に振れ過ぎるのでは。善でもな
いけど悪でもないこの位なら良いんじゃ
ないという曖昧さ無くなり単純な善悪二
極な社会になってるよね～と思う
そんな社会に生きる総ての君の話だと
ラストも鑑賞中は何？でしたが簡単に善
悪決めてはダメだよになってる
凄いな本当に凄い映画観てしまいました
