私には、良さが分からなかった…。
長野県の壮大な自然の中で暮らす人々と、金目的でやってきた杜撰なグランピング計画を計画する芸能事務所の人間との対比。
序盤、長回しシーンの眠気半端ない。
でも途中から、この自然のシーンが居心地良くなる不思議な魅力。
中盤、グランピング説明会で目が覚める。ここはめちゃくちゃ面白い。おばあちゃんの正論がスカッとした。
終盤、都会の2人の会話が面白い。
中身がなさそうな芸能事務所のおっさん好きだなー。人生を流れて生きてきたんだろうなって、まるで自分を見ているよう。笑
そして、ラスト…えーと、これ、どーいうこと?
なんとーなく、こうかな?って解釈は自分の中でありつつも、「え、だから、なに?」って思ってしまった。
“悪”は存在しない。というタイトルでこの描き方か…。これ、私は合わない。
口直しに悪をぶち殺しまくる血みどろ映画でも観よっと。