悪は存在しないのCCCのレビュー・感想・評価

冒頭シーン、木々を下から見上げる映像に山本達久のシンバルが入ってきたときに、この映画好きって思った。理由はわからんけど、好きな映画はいつもそんなもん。

奇しくも、先日観た映画と主題と描き方がとても似ていた。こちらのほうが圧倒的に好き。

本読みのときに濱口監督の子役への指示が「話す相手のお腹に鈴を鳴らすことを想像して、その鈴を鳴らすことをイメージしてやってください」だとか。その他、パンフレットには濱口演出が垣間見られて面白い。