町に住む人と、そこにグランピング場を建てたい企業の話。
間間に挟まれる会話劇が心地いい。ドライブマイカーの時もそうだったけど、こういうのが本当に上手い。
企業と住民の言い合い、車の中での婚活アプリの会話、うどん屋さんでの会話、全部面白い。劇場でも笑い声が起きていた。
概ね面白かった。画はとにかく綺麗だし、会話劇も自然で面白いし、没頭させてくれる。でも結末とか個人的には惜しかった!
詳しく。
最初、自然がひたすら映され眠くなる。
そこから、グランピング場をつくりたい企業と町の人の言い合い。これが面白い。どんどん、企業の男の人がめんどくさそうな顔をする。
それから、その人が移住したいと思い、町の人にその想いを伝える。調子のいいヤツだなーと思ってたら、
ラスト。なんでああなったのか。
調子のいい、気に食わないヤツだとこっちが思ったのは、おなじだったんだろうな。
でも、なんでそうなるのか。そのあと、どうするつもりなのか。全てこちらに委ねて終わる。
最後に「悪は存在しない」の文字。
まあ言いたいことはわかるけど、ちょっと委ねすぎかなあ。さすがにしりきれとんぼに感じた。
【追記】
上がしたことは、下に影響して、いつか取り返しのつかないことになる。繋がってるのか!そういうことかー