悪は存在しない、けれど善も必ずしもあるわけではなかったな
登場人物が喋りまくることによって、第三者の主観を入れない撮り方、監督の伝えたいことを伝えてくるんじゃなくて、対観客への問いかけ、という感じがすごい
善悪を題材にしてる点は『悪人』と同じだが、全く違う視点を持たされた感覚
個人的な感想だけど、基本的に映画を感情的に観ないように心掛けていて、それでも感情を揺さぶってくる映画が大好きなんだけど、濱口の映画はそれが無い、映画として本当にいいことは分かるんだけど、「わかる」て感じ、「あーーーー好き😭❤︎」にはならない