考察映画。
考察難度はかなり高めな気がする。
とにかく展開が唐突すぎて頭が真っ白になった。
ここまで思考を飛ばされる映画ってのはなかなかない気がする。
とんでも展開ともいっていいので、突き放された感もあり。
ただ、世の中って説明できるもんでもないしな。
悪意とか善意で動いてるってものでもない。悪が存在してるわけではないのかなぁとか思ったり。
ただまぁ、しっかり起承転結がついてるわけではないので、合う合わないはかなりあると思う。
実際私は考察映画はあんまり好きではない。
でも、この映画面白いんだよなぁ。
別にストーリーは特段優れてるとは思わないし、ワンシーンの長さも正直好みじゃない。
環境映画みたいなパート長いんよ。
あんまり効果的とも思わなかったし。
でも、一度会話が始まると途端に面白くなるんだよなぁ。
無茶苦茶惹きつけられる。
会話センスがありすぎる。車の中でのマッチングアプリの下りは天才だなこれ！ って思わされてしまった。
その辺が面白すぎるから、きっちりエンタメになってる。
確実にアート映画なのに、眠くならないんだよなぁ。
こういう映画作れるのは凄いわ。
エッチなシーンは無し。
2024年88本目
劇場17本目
