いい意味で、吐き気がした。
弦楽器?クラシック曲でモワモワ、ザラザラさせる感じ…
シーン替わりで、ブチっと音が切れたり、急にデカい音鳴り始めたりする音リード演出
描きたい対象物をあえて見せずに、覗き見る人の顔で描くカット
子供が走る様子を、結構なルーズで撮り、しかも画面上半分に配置するカット
やたら長いドライブシーンと、それをほぼ2Sで見せず、1Sで見せる撮り方
誰かがあのときみた目線、みたいな幻覚的なカットがサブリミナル効果?みたいな尺で挟まれる編集
などなど…
最近見たいろんな映画の場面がよぎった。
なんとも言えず。
しかし、映画が始まって、最初に感じたのは「乱暴だ!」という気持ちですね。
とても良い意味で、です。
「わけのわからぬ森の映像…そしてなんか不気味な曲…いつまで続くんや…!絵綺麗やけども!」っていう感じですね。
正直、テーマ?はあんまり好きじゃないです。私自身が「悪」というものを捉えきれてないからだと思うんですけど。
「悪は存在しない」という提示?に同意できるかと言われると「はい」と言えません。
ただ、ストーリー展開は好みでした。
期待した通りの終わり方で…最高でした。
あと芸能事務所2人の車内での会話、爆笑した。声出そうになったレベル。
あまりにも「自然」だったから、かも。
まぁでもなんか、きれいすぎるっていうか…真面目すぎるっていうか…かたさが
あんまり、好みではない…。