このレビューはネタバレを含みます
んー。
どう捉えたらいいのだろうか。。
作り手が投げかけたものに対して
うけとめられず、
最終的に 取り残されました。
この監督さんの映画は
寝ても覚めても しか見てないです。
長回し、好きです。
会話劇、好きです。
セリフ棒読み、意図があるのがわかるので気になりません。
主人公の最後の行動は
私の行動規範や物事に対する考え方
では消化しきれません。
鹿の親子と主人公の親子、またその共同体と国や企業 と重層的に「強者」と「弱者」のような関係性があるのですが、「手負いの鹿」が、「窮鼠猫を咬む」に至るまでの感情の動きが私には理解できなかったです。
最終的にどんな行動であっても本人の本心からくるものであれば、問題ないと思うのですが、
私の解釈だと 巧の行動は酷く傲慢に映るのです。
んーこの心のモヤモヤをなんとかするには、パンフレットを買うか、もう一回見るか、心優しい誰かが、そっと教えてくれるか。。。