あぁ…ちゃんと劇場で観られて良かった。
観ている時、観た直後は「これは、自分には理解できない作品だ」と感じたけど、なんか心に残るものがあって、ずっと頭から離れなくて、ずっと考え続けて、ようやく少し分かった気がする。
人間でも自然でも何でも。本当は悪なんてものは存在しなくて、みんな究極的には、本能に導かれるがまま、自分や自分の大切なものを守るために行動をしている。都会の中で、作られたものや、作られた感情、作られた関係性の中で生きてると、そんな本能的な感情について意識することがなくなっている気がする。