ぐで子

悪は存在しないのぐで子のネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭、山の中を見上げるオープニングには、美しさと怖さを感じた。タクミの薪を割ったり水を汲むシーンは静かで心地よかった、映し出される壮大な自然に感動!風景とバッチリあったカメラワークも良かった

グランピング会社vs町の人たちの白熱した話し合い、いけいけー!と応援しながらみてた
24時間管理できるのかを指摘したお婆さんかっちょいい

ここで中立にいた主人公が、ラストで首を絞めるという爆発をみせてきたのでびっくりして心がガクガクした、怖かった
ラストのシーン、カメラが上向きになっていたので何が行われていたのか分からないけど、なんの音だったんだろう…ハナちゃんを埋めていたのか、一緒に入水した…?抱っこして帰っていただけ?

グランピング会社の人達は悪者として終わると思いきや、場面がかわり、どんな背景で山にきていたのか教えて貰えたのでストーリーがグッと面白くなった。
車中の会話がお気に入り。何気ない会話でずっと聞いていたくなる。コンサルの人は確実に害悪。
町の人達の意見を受けとめ白紙に戻した方がいいと発言していたり、悪い人たちじゃないとわかって少しずつ2人が好きになり、グランピングの管理人になることもありえる?!みんなで仲良くハピエン?!と思っていたからoh(´・ω・`)...
子供が1人で帰宅するのは危なすぎる!こちらも教訓になった。お母さんが生きていれば…
親がちゃんとしないと子供は巻き込まれる…
お迎え忘れてるお父さんも、先に1人帰らせる児童センターの人も…しっかりしてください

本来、人は襲わない🦌に無害なはなちゃんが襲われてしまったのが悲しくて呆然としながら帰った
ハナちゃんが攻撃される前の、想像の🦌の目が怖かった、自然の怖さをみた
タカハシを気絶させたのは、最初八つ当たりかと思ったけど、ハナちゃんと二人きりで静かに帰るために寝ててもらった?
鹿が人を襲った前例が出来てしまったし開発がなくなるといいな
評価が4.7なのはハナちゃんが助からなかったため🥲
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