行ったことあるところ通ったことのある道知っている景色であまりにも自分との距離が近すぎて作り物として楽しめなかった。
自然、野生動物の分かり合えなさ、鹿と目が合うところ。
生業と娯楽の隔たり。
否応なく考えさせるのは濱口監督っぽいけどプリミティブなものをテーマに感覚に訴えるものじゃなくて人間関係の中の人間の嫌さとか人間らしさみたいなものが見たかった。車の中の会話みたいなやつ。
レヴェナントみたいな森を見上げるショット面白くないから好きじゃない。
2回目、1回目のような自分との距離感の近さを自覚した状態で見た。
この監督の人間の喋っているところの描写が好きなんだと思った。
移動撮影もそんなにいいと思えず。