ラストはここで終わってくれるなよという思いは虚しく、あっけなく突き放される。
「上流で起こることは下流で大きな出来事になる、上流は責任を持って暮らす」という話、色んなとこで言えるよなと政治や仕事のことまでをも思ったりして何回も心の中で反芻した。ワンシーンワンシーンの言葉が強い。
濱口さんの映画は、なぜか毎作鑑賞時の自分のシチュエーションを明確に覚えてる。偶然と想像もいろんなこと思いながら、珍しくパンフ買った作品だったな〜とか思いながら今日も観た。giftも観たかったけどタイミングを逃してしまったので機会があれば必ず見たい!
映画としてもだけど、映画鑑賞体験として価値がある作品をたくさん出してくれる監督。これからも楽しみ!