Duchamp

悪は存在しないのDuchampのレビュー・感想・評価

悪は存在しない(2023年製作の映画)
5.0
例のラストシーンは大要、3つの出来事で出来ている[発見/制止/運び去り]。この3つの繋がりを寸毫も矛盾なく説明しようとすると“狂ってしまった”と考えるほかない。だけど「そういうことではない筈だ」「そんな単純な話ではない」と、ここに至るまで物語を共に追って来た観客の誰しもにそう思わせるのが、この作品の偉大なところだと思う。
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