こういう映像体験を待っていた。自然を映し出す映像に癒される瞬間もあるが、常にあるのはヒリヒリとした緊張感。登山と同じ感覚だった。
陸わさびである我々観客が目にする映像はどれも印象的。チェーンソー。横移動の長回し。車の後ろから見る風景。(たまたま見つけたという!)鹿の死骸。
上流は下流へ責任を持つという話、世代の話にも感じた。水の流れ=時の流れ。
最後の匠の行動には誰もが驚く。バランスの問題なのだろうけど、その真意について想像し、さらに理解することなど到底できない。伏見瞬さんのコラムおもしろかった。
https://www.wwdjapan.com/articles/1810137
最後の夜の森を歩くのは誰か。花を抱えた匠か。高橋か。はたまた鹿か。
高橋に抱く共感性羞恥。
花ちゃん呼びと花呼びもけっこう気になった。
2024年
ストリーミング 0本
映画館 7本
計 7本