悪は存在しないのヒラノのレビュー・感想・評価

「ドライブ・マイカー」の濱口竜介監督の映画。今回は、著名俳優は出演せずドキュメンタリータッチで淡々と物語が展開する。「パーフェクトデイズ」は、役所広司という大きな存在感ある俳優の力で乗り切ったが、今回はそれは通用しない、それでも圧倒された気持ちになるのは、濱口監督の力量だ。現代の日本で垣間見られるチープな出来事が、ラストで一変する。この無名俳優をこのために起用したのか‼️と思い知る驚きの結末。時間をおいてまた観ようと思う。必見‼️‼️