寿司

悪は存在しないの寿司のネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映像も会話もロケーションも楽しくてずっと面白い。終盤の狂気じみた行動が「便利屋の巧」の行動として理解できる/できないを超越してるようで、かつ、即エンドロールが流れるのが相当シブい。

黒沢清『カリスマ』(1999)で「世界の法則を回復せよ」っていう謎めいたメッセージの下で謎行動とった役所広司思い出しました。ああいう共感できる/できないを超えて一瞬の情動で動き出すような(あるいは心なんか初めから無かったかのような)人間が濱口映画ではよく見る。で、まぁ現実の人間も本来そんなものか…なーんて考えてたら夜中になってました。

大2病(大学2年生の映画好きがよだれ垂らす)系映画。いや、これ相当褒めてます。
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