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悪は存在しないのsntn0408のネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

・それぞれの立場によって主義主張が異なる
・病んでる時は正常な判断ができない→魔が刺す
だから悪は存在しない、誰が一方的に悪いとかはないってことなのかな。それでも、上流でやったことの割を食うのはいつも下流にいる人々。だから上流にいる人は行動に責任を持つ義務がある。

タクミの最後の行動は理解できなかった。
悪意があるようには全く見えず、でも、助けなかったことへの違和感が強く残った。
自然との共存を大事にしてるからこそ、自然の摂理を重んじた行動を取った。
そうだとしても、タカハシを羽交締めにして気絶させてまで⁇これぞサスペンス。。

会社の先輩と話してて、一番しっくりくる解釈に出会えた。
「この先自然との共存が難しくなるこの町に住み続けるハナのことを想って、ハナを自然に帰してあげたかった(死=救済)」

タカハシとマユズミの会話からは仕事観についても考えさせられた。
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