悪は存在しないのらんらんのレビュー・感想・評価

カメラワークが面白く、まるで自分が浮遊物になったようで冒頭から気持ちが良かったが、最後に大気圏外に放り投げられた気分。

バランスの問題とか、上流に住む者の義務とか、社会についての勉強になるような会話劇。下流に住む者の義務は何だろう。

争い、寛容、不条理、というメモだけ残して鑑賞した日から2日位経ってしまったら、何のことだか分からなくなってしまった。
また観ないと。

「鹿はどこに行くんだろう」
「どこか他の場所へ行くんじゃないんですか」

適当に即答していたのが印象に残った。

• #2020sらんらん