ナミサトリ

悪は存在しないのナミサトリのネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

これおれはだめでした。悪口を言います。カメラワークが面白くて綺麗だったのだけど、その綺麗さはあまりにも都会人の想像する綺麗な田舎であり(主役の人も自然と調和するマジカル・田舎民の類型から脱しておらず)、こういう筋書きの映画で都会人の想像する綺麗な田舎のまま終わるわけないから実はなんかあるんやろ?と思って観てたのですが、なんと最後まで都会人の想像する綺麗な田舎のままではありませんでしたか!もしかして天然でやっとるんかこれ?その上でファンタジーにもなりきれず…悪い意味で思い切りの悪さを感じてしまった!終わり方は綺麗にまとめられるよりはこういうののほうが好みではあるのだけど…それまでの合わなさを跳ね返すほどではなかった。悪もなんか半端に存在しとるしよ。タイトルを裏切るにせよ、そのとおり描くにせよ、きちんとやらないのならばこんなタイトルつけるべきではなくない?
ナミサトリ

ナミサトリ