人と話しているというより、その空間に言葉を投げるようなそんな喋り方
後部座席座ってる気分になった
映画の移動撮影は難しく、いろいろな特殊機材を使わなければならないわけですが、我々が日常的に使える車に乗っけることで豊かな場面が撮れるということを、ヴェンダースは教えてくれたような気がします。そこはすごく参考にしたし、そこに会話が加わってくると、人生そのものみたいに見えるというのが、キアロスタミから得たアイディアだと思います。
途中で終わったり、どこか不条理なものを残したりというのが、最近の映画にはなさ過ぎるのではないかと。