[対話可能性とその危ういバランスについて]
2023年ヴェネツィア映画祭コンペ部門選出作品。『ドライブ・マイ・カー』でも組んだ石橋英子から音楽ライブで使用する映像を依頼されたため、劇映画を撮って、…
終わり方が衝撃的で、久しぶりに終わった後色々とレビューを漁ってみた
なるほど、この作品は自然と人間の関係値から解釈すると良いと分かってから改めて考えてみると、全ての人間たちの行動・意図されたカメラワ…
このレビューはネタバレを含みます
楽しみにしていた今作。
オープニングの
見上げる木々の映像の流れ
澄んだ空気感と
『ドライブマイカー』を思い起こす
洗練された音楽に期待高まった
さすがに
いつまで続くんだろ?
と思った瞬間…
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一見ポジティブな言葉として受け取れるはずなのに、なぜか不穏で独善的で暴力的な匂いしかしない「悪は存在しない」というタイトルがまず秀逸すぎるし、その言葉にすべて集約されているようでもあるし、実ははぐら…
>>続きを読む2mの柵じゃ足りない、鹿は3mは飛ぶ。
「悪は存在しない」ということを映画の中で終始意識してしまった。
ヨーロッパ圏の映画のような雰囲気がずっと纏っていた。というのもやっぱりタイトルテロップはゴダ…
もしかしたらわかり合えるかもと思った瞬間に、ぎょっとするあのシーン。あっけにとられたまま放り出される感覚―――。
田舎と都会、自然の共生と資本主義の対立構図。全く相容れないものから視点が変わり、少…
何かと評判の良い、濱口竜介監督の最新作。
ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したことでも話題になった。
僕はこの方の作品は、『寝ても覚めても』と『ドライブ・マイ・カー』しか観ていないが、いずれ…
このレビューはネタバレを含みます
"どう感じた?"と尋ねられるとすぐには答えられないというか言語化がとても難しい。
だけど、とても上質な音楽、自然豊かな町、景色、演出、カメラワーク、長尺のカット、色彩…なんかすごいものを観たなって気…
このレビューはネタバレを含みます
エンタメ要素もありながら、観てるものを突き刺す作品。自然の美しさの中、音楽、サウンド、描写で不安や緊張を煽る。対立も理解と協調の努力で前に進むかと思えたら、それを裏切るラスト。びっくりしました。全て…
>>続きを読む© 2023 NEOPA / Fictive