善悪二元論の否定どころではない、俯瞰的すぎる視点を持っていて怖いです
「上流での出来事が、下流では広がって大変なことになってる」みたいな描写が、まぁ「悪は存在しない」と繋がってくるわけなのですが…
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地元でとられた作品という事を最近知り、再上映を機に視聴。
冒頭から水の流れの様な長回しのカットに度肝を抜かれた。これは、最近本邦でも公開された『関心領域』にも用いられた手法で、観客を引き込ませると…
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まさに題の通り。
みんな生きることに必死で、誰が悪でもなくて、それが一番苦しかった。
Beatlesの''I Want You''みたいな曲の切れ方で初めからずっと不安感が煽られてる感じ。
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胸がざわざわしすぎてすぐに考察調べた
読んだ考察の受け売りになっちゃうけど、この人を悪者と言ってしまっていいのか?この行為は悪か?などと考えようとしてもタイトルが頭をよぎって、必ずしも善とか悪とか…
このレビューはネタバレを含みます
ラストシーンの解釈の仕方は色々あるのかもしれないと思いつつ、他の人の感想を見る前に自分の解釈を残したい。
巧を中心に何度も強調されていた「バランス」というワード。生態系のバランスを崩してはいけない…
非常に面白かった。
ラストを含め、文学的にこちらが主体的に解釈できる素晴らしいバランスの映画だったし、一つ一つのシーンがタルコフスキーの映画を観ているように(つまり眠くなるということも含め)美しい。…
面白かった。
批判的に考えさせられる。人の声《話語》を音と意味に分解し、音楽と物語の起点としている。自然や気候変動に対する鑑賞者の心への働きかけには成功しているが、作り手は木や水というよりは音や意味…
このレビューはネタバレを含みます
画が本当に綺麗。水の流れる音とか、自然の美しさが際立って良かった。山に住む人たちの会話のテンポとか、進んでいる時間にはどこか違和感があって、ラストにかけて一気に不気味になっていく展開が凄い。やっぱり…
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