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ハピネスのchiのレビュー・感想・評価

ハピネス(2024年製作の映画)
3.2
完成披露試写会に参加させていただきました。窪塚愛流、蒔田彩珠、橋本愛、山崎まさよし、篠原哲雄監督登壇。窪塚愛流が信じられないほど小顔で頭身がやばくて出てきた瞬間会場が騒ついてた。リアルに9頭身はある。

原作未読。最近Twitterのおすすめに異様にロリータ関連のツイートが流れてくるなと思ってたら、この映画の公式アカウントをフォローしているからか。ロリータファッションの女の子の話で劇中何着も出てくる。私は着れないが見る分にはかわいい。試写会場もロリータファッションの方が何人もいた。色んな流派があることも知った。
話としては、一週間後に死んでしまう女の子の話で、それ以上でも以下でもなく映画にするほどのものを感じなかったのが少し残念。泣いている人もいたけど、泣くようなシーンも感動するようなシーンも特にない。女の子が死を前にした心情を吐露するシーンがあるが、それがいつもお風呂やベッドの中でなので、裸で語られても…と入り込めず。
本作は窪塚愛流の初主演作で本人も当時19歳の全力を注いだと話していたが、これまで彼の出演作は映画ドラマと何本か見て来てこれまであまり気にならなかったが、主演で長時間映っているとなると正直ちょっとまだ上手いとは言えないと思った。それと頭身が常人ではないので、絵に馴染まないなと思った。今回は相手役が蒔田彩珠が小さめなのもあり、スタイルの良さが悪い意味で気になる。芸能人としては素晴らしいスタイルの持ち主で誇るべきと思うが、俳優としては弱点になる場合もあるかも。蒔田彩珠については、私は「朝が来る」で彼女の演技に感動したが今回はあまり良いと思えず。一方、橋本愛はロリータファッションも似合っておりめちゃめちゃ可愛くて良かった。劇中で自身を美少女と言うシーンがあるが説得力がある。
ロリータしかり出演者しかりニッチな作品なので興収が厳しそう。

ニッショーホールにて。
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