このレビューはネタバレを含みます
散々ベラルーシ経由で亡命を試みて打ち砕かれる人々を見せつけてからの、ウクライナからペット連れの亡命を見せつけるなんて すごい構成〜〜!
亡命しなければならない時点で十分悲惨なのに
結局パスポートガチャじゃあないですか
このあと悪は存在しないをみたけど、もう登場人物の悩みなんてちっぽけに思えてしまうよね 仕方ない
物理的に難民の流入しにくい国でのうのうと映画を見ているあたしも、だからと言って私財をなげうつ気もさらさらなく先行き不透明な平和の国で生きて行くために自分のために蓄財したいのは見終わった今も変わらないのが自分勝手だよね
移民のEUへの入り口になって国内を乱されるの、そりゃ嫌だよなぁ
って思っていたらウクライナからめちゃくちゃ受け入れるんだもんなぁ
中東とアフリカからの移民に対して拒否感がある? 隣国の人間は同胞として迎えられるけど宗教言語人種の異なる人間は無理?
それともベラルーシが、ルカシェンコが悪すぎる? 背後のプーチン?
映画自体のできの良さはさることながら、もう考えされられることばかり
善良な人の様を見れて映画上で救いを作ってくれつつも、何万人も国境で亡くなっていることを映画は告げて終わる