うめうめ

人間の境界のうめうめのレビュー・感想・評価

人間の境界(2023年製作の映画)
4.2
覚悟して挑んだけれど、本当に苦しかった。
これ、今もベラルーシとポーランドの国境で起こっているのですよね。
勝手に武器化された人達を「ルカシェンコの銃弾」といくら呼んでも、人間をあのように扱うことを正当化できない。

映画のエピローグで、露の全面侵攻によって押し寄せる多くのウクライナ避難民を助けようと宇との国境付近で奔走する国境警備隊の青年。
彼に「その優しさがベラルーシ国境でもあれば」と言ったボランティア女性の言葉に心を抉られる。
自分の中にもきっとある差別意識と不正義を突きつけられたようで。
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