もうひどすぎて言葉も涙もでないというか、心を無にして見るしかなかった。
「千の死を死ぬ」あたりでやっと少しは安心できたのかしらんが、うっすらと感情が戻ってきた。
エピローグがえぐる。
国によって…
終始重苦しい内容なので観てて辛くなってしまったが、エンドクレジットで示されるように、ここで描かれている難民に対する非人道的な仕打ちは実際に今でも行われているという。遠い国日本に住んでいると、こうい…
>>続きを読むベラルーシとポーランド国境での難民問題をリアリズムたっぷりで描き出す群像。
タイトルとポスターからしてパンチありまくりな今作を見に行ってみた。
まず本作はベラルーシとポーランドの国境を舞台にし、そこ…
2021年10月、ベラルーシのルカシェンコが経済制裁への反発から、トルコ、シリア、イラクからわざわざ飛行機をチャーターして難民を呼び寄せて、嫌がらせのためにポーランドへ難民を送り付け、それを嫌がるポ…
>>続きを読む親露派のベラルーシからの難民をポーランドとしては受け入れ難い。国境を挟んで、双方の国境警備隊がシリアやアフガニスタンの難民に対して乱暴な扱いをためらわない。しかも人種差別的な下品さで。
白人の難民は…
2021年秋、ベラルーシはポーランドに向けて中東方面からの難民を意図的に越境させる政策をとりはじめた。この難民は「人間兵器」と呼ばれ、EU域内に混乱を生じさせるのが目的だったが、ポーランド政府はベラ…
>>続きを読む2024年32本目
観たかった作品、ようやく近所で上映開始。越境者の押し戻しシーンが続くパートで、これは現在の話?→(スマホのサイズ感を見て)現在だと確認する、を何度か脳内で繰り返しました。
前…
町山さんがラジオで紹介してて何それそんなことが行われてたの全く知らなかったことだったので。難民騙して集めて強行的に国境越えさせて、相手の国からもまた追い戻されるっていやちょっとなかなか身のつまる思い…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
この監督の写真
苦手だと思ってたんだけど
今回は一番しっくりきたかも。
ポーランドからベラルーシへ
と思ったら
またしてもベラルーシからポーランドへ
本当に
人権てなんなんだろうね
って思うぐら…
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