有楽町朝日ホール。24-68。
ポテトフライって第二次世界大戦の前にはイタリアで知られていなかったの?ほんとか?そうだとしたら、ナポリのシェフが悔しがるのもわかるな。イタリア人は今大好きだもんね。前半はどこへゆくんだと思ったけど、最後はまとめてきたな。
「恋する兵士」をマンドリンで歌うシーンはグッときたな。もう少し聞かせてほしかった。ラストのメニューの読み上げは良かったね。イタリアの多様性だよね。というか、多様でなければイタリアじゃない。そういう主張。だから方言に満ちている。イタリアは方言の国だからね。
それにしても最後のメニューは聞いているだけで腹減ってきたわ。晩御飯まだなんだよね。
追記
ポテトフライはベルギーの発明。ナポリ人も知らなかったのだという。ベルギーには博物館まであるらしい。
食は平和の象徴だよね。確かにニョッキのシーンは最高だった。
追記2
反戦映画というよりも、地中海に沈んでゆく難民/移民を見捨てる政策へのプロテスト。「海は燃えているか」「海と大陸」などの作品の系譜に連なり、ガッローネの「ボクはキャプテン」と響き合う作品。
主人公は実在の人物。
https://it.wikipedia.org/wiki/Salvatore_Todaro