冒頭の訳アリでヤバそうな登場シーンから心つかまれ。主人公ダグラスの瞳が挑発的なのに柔らかで魅力的。こんな彼に何があったのかと物語に没入していった。
ダグラスの七変化がとてもフォトジェニック。次第に次の装いを待つように。ドラァグクイーンの妖艶さ（私は黒コスがお気に入り！）そしてメイクオフの姿も違う色気を纏い白シャツにタバコがもう‥ずっと見ていられる。
そして犬！主人公の家族であり心の拠り所、何より生きる意味なのだと思う。賢くて可愛くて思いの外ホーム・アローンばりの楽しさもあった！宣伝で犬推ししているのよく分かる（アフレコで犬にセリフいれてあげたら最高に面白そうな別作品にもなりうる位）
あっという間だったなぁ。幼少期のあるシーンとラストシーンの画が対になっていて、とても印象的に訴えかけてくる。流石ベッソン‥必見です。
