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DOGMAN ドッグマンのanneのレビュー・感想・評価

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)
4.3
配給会社クロックワークス様よりマスコミ試写会にご招待いただき、ひと足お先に鑑賞させていただきました!

ダークヒーロー爆誕!というキャッチコピーから、もっとガシガシ悪を成敗していく感じかと思っていたら、ドッグマンがなぜ生まれたのか?という彼の内面にフォーカスした内容で、これがとてもよかった。生い立ちからこれまでの人生を本人が語ることで全貌があらわになる構成で、彼の人間性や信念が伝わってくるような作品だった。

幼少期の経験から犬にしか心を開かず、次第に犯罪にも手を染めていくようになる。
でも彼の作る表情とか信念はどこか魅力的で、どうしても惹かれてしまうものを感じた。

『鏡に映る嫌いな自分は変えられる』
この言葉が心に残っていたから、メイクをしたり着飾ったりするようになったのかな

ラストシーン、とても心に余韻が残った
エンドロールのしっとりした音楽もよかった



たくさんのわんこたちが登場するんだけど、皆賢くてすごい……えらい!!
頑張ったわんこたち、終わったあとたくさんヨシヨシしてもらって欲しいです。
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