昔のリュック・ベッソンが帰ってきたと、知り合いの監督から聞いて、思わず鑑賞。
ドッグマンというタイトルに、完全に予想を裏切られたw
全体的にキリスト教をベースにした構成で、主人公の人生が語られる。画面構成もアップが多く、まるで懺悔室のよう。犬達も、まさに家族の喩えであろう。
不幸な幼少期から、なんとか挫けずに生きてきた主人公には同情せずにはいられない。だが、残念ながら世の中に悪い奴はたくさんいる。環境が違えば、きっと彼は良い人間でいられたであろう。こんなご時世だからこそ、神様は見ていると信じたくなる。正しくはない部分もあるけど、彼は清く生きていたように思えた。どこか神々しい映画だった。
そして、、、何より犬達が最高❗️
