素晴らしかった!大傑作!
犬達の種類を超えた仲間意識や助け合い、連帯に対して人間はどうなのか。
「痛み」を抱えたダグラスの人生を輝かせ連帯してくれたのは、ブロードウェイの"素晴らしい"アーティストでも、立派な警察でも、法律でも、神の名の下にある宗教でも、血の繋がった家族でも、人種マイノリティ達でもなく
同じ様に「痛みの歴史」を抱えているであろう捨てられた犬達やドラァグクイーンのコミュニティだった事が、何よりも感動したし
リュック・ベッソンの「痛みを抱えた人々」への優しい眼差しや寄り添い、その人生への讃歌が、2時間濃密に表現されていて、本当に素晴らしかった。
まさかこんな映画だとは予告では思わず、あまり見に行こうとも思ってなかったので、本当に見れてよかった。
今年劇場公開作品、暫定一位。