超空間コベ

第三の忍者の超空間コベのレビュー・感想・評価

第三の忍者(1964年製作の映画)
4.0
『十七人の忍者』よりさらに
泥臭く、アブラギッシュな傭兵
忍者を演じる、里見浩太朗。

『忍術真田城』『黄金孔雀城』
等で演じたイケメン忍術使いの
残影は、もはや存在しない。☆

信長の命を狙う、武田の忍び
“知道軒道人”。だが、その
正体は不明。

三人の忍びが、知道軒を
討つべく共闘する、
ミステリー忍者アクション!

【登場人物】
◆吐根(里見浩太朗)
伊賀の抜け忍。
五百石を条件に知道軒の
首を取ると信長に売り込む。

◆喜平次(佐藤慶)
木下藤吉郎雇われの伊賀者。
出奔した吐根を嫌うが、その
生き方に憧れも抱く。

◆四貫目(南原宏治)
人の良い旅法師。
知道軒を仇と狙い、吐根と
喜平次に協力する。


…もうハッキリ言って出オチ感
お腹いっぱいだったけど(笑)、
知道軒が正体を現した瞬間に
ガラッ!と人相を変えるのは
オモロ過ぎた。☆

本筋よりも、我らがエロ上忍・
山形勲の辿る末路が最高!
本作一番の見所だった。(笑)
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