▶︎言わずとも知れた千利休の信長に仕えた時代から切腹までを、監督勅使河原宏の圧倒的美意識と三国連太郎と山崎努の演技、豪華茶器や襖等の品々と共に見せる。衣装・メイクも作法まで美しい。
シーンを繋ぐ静物…
《〝美〟の帝國》
信長の死により世は秀吉の天下。
一時的に戦は無くなり茶道の大家・千利休が図らずも政治的に重要な地位に。
そして大名達の権力闘争に巻き込まれていく。
映画というよりまるで《美術展》…
No.3757
いかにも頭が固そうで陰湿な石田三成が気持ち悪すぎる。
2シーンぐらいしか出番がないのに、強烈な存在感を示す秀吉の母・大政所を演じた北林谷栄さん、最高。
天下人でありながら、なぜ…
「利休にたずねよ」を観返したついでに、30年前の今作も観てみる。
三國連太郎、山崎努、歌舞伎やお能の役者さんや、伝説級の大御所ゾロゾロ。こりゃ大作や〜…重厚さが違うな。
他にもいろんな分野のアーテ…
千利休=三國連太郎 VS 豊臣秀吉=山崎努、の役者対決。ふたりの蜜月から確執を淡々と描くのだけど、映像美とキャストが良いので引き込まれる。
山崎努の秀吉は、利休への羨望と嫉妬、出自からくる劣等感、…
2023年 鑑賞 23-27-03
BS松竹東急 銀座よる8シネマ にて
野上彌生子先生の小説「秀吉と利休を原作に、「他人の顔」等の勅使河原宏監督・脚本による、戦国時代、お茶の道を追究し続けた千利休…
このレビューはネタバレを含みます
ホンモノ感が生み出す緊張感が全編、
ピーンと張り詰め、圧倒的。
セット、衣裳、小道具、役者の豪華充
実ぶりで、ある意味、監督の趣味と美
意識だけで構成されたプライベート
フィルムを、贅沢にも商業レ…
時代劇はネタバレ前提なので、その欠点をカバーするエンターテイメント性が必要だと思うのだけど、出演陣が豪華なだけで 脚本が地味に感じた。
既に知っている内容が描かれているばかりで、新しい発見は無かった…
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