ノロイと同じ監督の、ノロイと同じ感じのモキュメンタリーホラー。だと思って観てたら違った。じゃあ何だこれ。
誰も怒らないと思うのでラストまで書きますが、ドキュメンタリーの主役であるネカフェ難民の江野くんが、最後渋谷で自爆テロ起こすことになって、本当に自爆する。
撮影者は共謀罪で収監され、いきなり20年後に飛ぶとそこは居酒屋のウーロン茶がルイボスティーに変わり100円玉硬貨も新しくなった世界。
テロを起こした本人があの世から送ってきた（正確には天井から落としてきた）ビデオテープを再生すると、そこにはFLASHとか昔のニコ動にありそうな感じのふざけたサイケ地獄で苦しむ江野くんの姿だった。
観客を馬鹿にした映画を越えた、映画を馬鹿にした映画だが、振り切り過ぎてて怒りも湧かない。白状するとめちゃくちゃすぎてちょっと笑ってしまった。これは間違いなく実際にあった話でしょう。
誰も怒らないと思うので言いますが、YouTubeに全編アップされてるので、興味ある方は観てみて下さい。
私に文句は言わないでくださいね。
おわり
